ごあいさつ
当ギャラリーの十一月は野口以織の「以織井戸」と決めている。今年で四年目になる。
毎回新しい趣向で挑戦してくる以織作品に期待する方々も多い。
今回も義姉の小宮加津子氏の黄瀬戸に加え「以織井戸」のプロデューサー的存在だった、
粋人、仲森智博氏が文字による作品を中心に挑むことになった。
以織氏がロクロを挽く。仲森氏が絵を描き、詩文を書く。お二人のコラボレーションも今回の大きな見所です。
平成二十七年も霜月。このころになれば一年を想い、茶を喫し、酒を呑む。そんな時を過ごすお供に以織作品はいかがでしょうか。

伊勢屋美術・ギャラリー壽庵　　猪鼻